【9月7日】オリのルーキーが躍動!富山5回ノーノー、地元凱旋の太田V打

ウエスタン・リーグ公式戦
○ オリックス 3 - 0 中日 ●
<佐藤薬品スタジアム 9月7日>
▼ スコア
中|000 000 000|0
オ|001 010 01X|3

 オリックスが2試合連続の完封勝利。投打にルーキーの活躍が光り、カード勝ち越しを決めた。

 まずは打のヒーローとなったドラフト1位ルーキー・太田椋。天理高校からプロ入りした太田にとって、奈良県・佐藤薬品スタジアムは3年夏の甲子園出場にあと一歩及ばず涙をのんだ思い出の地。あれから一年余りが経過し、“プロ野球選手”として「3番・指名打者」で凱旋すると、初回の第1打席に右中間二塁打、スコアレスの3回にはあわやフェンスオーバーの右犠飛を放ち、先制点を叩き出した。

 投げてはこちらもドラフト4位入団のルーキー左腕・富山凌雅が立ち上がりから打者一巡を完璧に抑えるパーフェクトピッチング。4回の先頭に四球でこの試合初めての走者を背負ったが、後続を打ち取り、続く5回は三者凡退。中日打線を5回、59球、2奪三振のノーヒットピッチングで封じた。

 さらにルーキーに負けじと4番に座った杉本裕太郎が5回に適時打、8回に13号ソロを放ち2打点の援護射撃。投手陣も6回以降は1イニングづつの継投で無失点リレー。終わってみれば太田の犠飛が決勝打となる2試合連続の完封勝利だった。

 敗れた中日は先発の吉見一起が5回、9安打、2失点で3敗目(8勝)。前日に実戦復帰した平田良介は、この日も「1番・右翼」で出場して3打数1安打、1四球。4回の守りでは二死一・二塁の場面で本塁へ正確無比な送球で失点を防ぐなど、敗戦の中でも攻守で存在感を示した。

ウエスタン・リーグ公式戦
○ 阪神 7 - 5 広島 ●
<安芸 9月7日>
▼ スコア
広|221 000 000|5
神|300 310 00X|7

 今季初めて安芸で開催された一戦は阪神に軍配。ホームチームが点の取り合いを制した。

 阪神は2点を追う初回に広島・山口翔に5安打を浴びせて一気に逆転。しかし先発の馬場皐輔がぱっとせず、初回に続いて2回、3回も失点。結局2回1/3、8安打、5失点でノックアウトされてしまう。

 それでも4回から登板した3番手・谷川昌希がこの試合初めて三者凡退に抑えると流れが一変。直後の4回裏に押し出しで1点差として、さらに6番・森越祐人の強烈な打球が三塁手・林晃汰のエラーを誘い逆転に成功。5回には2番・熊谷敬宥がこの日3安打目となる適時打を放ち加点した。

 リードを奪った阪神は細かい継投で反撃を許さず、安芸2戦カードの初戦に勝利。4回、5回をパーフェクトに抑えた谷川が今季4勝目(1敗)を手にしている。

イースタン・リーグ公式戦
● 楽天 2 - 6 ヤクルト ○
<利府 9月7日>
▼ スコア
ヤ|110 200 200|6
楽|100 001 000|2

 前日延長11回引き分けに終わったカード2戦目はヤクルトに軍配。

 楽天は先発の渡邊佑樹が8安打、4失点と打ち込まれて4回持たずに降板。6回に3番手・由規がこの日初めてヤクルト打線を三者凡退に抑えるも、続く7回に古巣打線に捕まり2失点。投手陣全体で見ても14安打で6失点と、終始苦しいマウンドが続き、試合の流れを呼び込めなかった。

 打線は初回に3番・卓丸の犠牲フライで同点としたものの、2回以降は散発5安打。リードを許してからは6回に敵失で1点を返すにとどまった。

 勝利したヤクルトは、先発の原樹理が毎回走者を背負いながらもなんとか3回(51球)1失点。4番・中山翔太、7番・濱田太貴、8番・藤井亮太が3安打を放つなど、1得点ドローの前日とは打って変わって打線が繋がりを見せた。